幻の王国・楼蘭はなぜ滅んだ?

 ユーラシア大陸を横断してアジアとヨーロッパを結ぶ道、シルクロード。

 数千年前から開かれていたこの道では、絹や馬、玉など貴重な物資を扱う商人たちが行き交った。

 シルクロードが横切る中央アジアのタクラマカン砂漠には、そんな商人たちの富で栄えた王国があった。

 塩水をたたえた湖・ロプノールのほとりにあったというその王国は楼蘭(ろうらん)。

 しかしロプノールの水は枯れ、楼蘭王国のありかも長い間幻とされていた。

 消えた湖を調査していた探険家のヘディンが、楼蘭の遺跡を発見したのは1901年のこと。

 栄華を極めた楼蘭が滅んだ最大の原因は、湖の水が干上がったことにあるらしい。

 砂漠のオアシス国家にとって、川や湖の水は生きていくための絶対条件。

 文明の繁栄と水は、切っても切れない関係なのだ。

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