古代ローマ帝国 強さの秘密は?

 「ローマは一日にして成らず」。

大きな仕事を成し遂げるには、長い地道な努力が必要、という意味のことわざだ。「大きな仕事」のたとえに使われているのは古代ローマ帝国。今から2千年近く前、現在のイラク、エジプトからスペイン、イギリスにまたがる大帝国を築き上げ、首都ローマは人口120万を誇った。

 この大帝国を支えていたのは、レギオと呼ばれる軍隊だ。

 ローマ人は決して屈強な兵士ばかりではなかった。ローマ軍の強さの秘密は、戦争に勝つためのシステムを考え出したことにあった。司令官が指揮をとりやすい独自の軍編成をしき、広い領土のすみずみまで軍隊を送り込むための道路網を整備。さらに高い技術力を生かした新兵器を開発した。この組織力と技術力こそが、ローマ帝国最大の武器だったんだ。

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