戒名って、何でしょう? 付け方や呼称、宗派で違い

ハッピーなお葬式にしませんか!? / 若尾裕之
「戒名」とは、もともとは仏教で仏の弟子の証しとして、出家した僧侶に与えられる名前で、生前に授かるのが本筋です。
浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」と呼び、宗派によって付け方が異なります。
戒名は菩提寺(ぼだいじ)の住職が付けることになっており、故人が生前に勝手に付けた戒名では葬式をしてくれない寺もあるようです。菩提寺がない場合は、葬儀の際の僧侶が付けることになります。
戒名は中世に、僧侶にする儀式を模して一般人に対する葬儀が形作られたため、死者に対し授けるようになりました。庶民にも戒名が付けられるようになったのは、江戸時代からです。戦後の高度成長期になると、院号、居士、大姉など位の高い戒名を求める傾向が強まりました。
バブル経済期には戒名を付けてもらう金額も高騰し、現在も高値水準を維持しています。お布施の一部として住職に渡しますが、その額は地域、宗派、各寺によって異なるので、知り合いの檀家(だんか)や、直接住職に聞くしかありません。
本来、戒名は生前に自分自身で付けても良いはずです。最近では、戒名に批判的な声も多く聞かれ、高額の戒名を付けないようにと遺言で残す人もいるようです。
戒名をどうするかは残される人と相談のうえ、生前準備の一環として自分が納得できる方法を決めておくことが大切です。
最近は少子高齢化や未婚率の上昇などに伴い、ペット愛好家が増えています。ペットが死亡したときには葬儀、火葬、埋葬を人間と同様に行うことが多くなり、寺院の中にはペットの戒名を付けるところもあります。しかし、戒名が仏の弟子の証しとして与えられる名前であるなら、僧侶になれるわけではないペットに付けるのは筋がちがう気がします。でも飼い主が満足できれば良いのでしょう。
わかお・ひろゆき / 幸せな最期の迎え方を提案する ハッピーエンディングプロデューサー
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2011年1月7日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:ハッピーなお葬式にしませんか!?



