古代ローマ帝国 強さの秘密は?
「ローマは一日にして成らず」。
大きな仕事を成し遂げるには、長い地道な努力が必要、という意味のことわざだ。「大きな仕事」のたとえに使われているのは古代ローマ帝国。今から2千年近く前、現在のイラク、エジプトからスペイン、イギリスにまたがる大帝国を築き上げ、首都ローマは人口120万を誇った。
この大帝国を支えていたのは、レギオと呼ばれる軍隊だ。
ローマ人は決して屈強な兵士ばかりではなかった。ローマ軍の強さの秘密は、戦争に勝つためのシステムを考え出したことにあった。司令官が指揮をとりやすい独自の軍編成をしき、広い領土のすみずみまで軍隊を送り込むための道路網を整備。さらに高い技術力を生かした新兵器を開発した。この組織力と技術力こそが、ローマ帝国最大の武器だったんだ。
◆朝日新聞出版の小学生向け週刊誌「かがくるアドベンチャー」40号から。
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2009年3月10日 | コメント/トラックバック(0) |
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幻の王国・楼蘭はなぜ滅んだ?
ユーラシア大陸を横断してアジアとヨーロッパを結ぶ道、シルクロード。
数千年前から開かれていたこの道では、絹や馬、玉など貴重な物資を扱う商人たちが行き交った。
シルクロードが横切る中央アジアのタクラマカン砂漠には、そんな商人たちの富で栄えた王国があった。
塩水をたたえた湖・ロプノールのほとりにあったというその王国は楼蘭(ろうらん)。
しかしロプノールの水は枯れ、楼蘭王国のありかも長い間幻とされていた。
消えた湖を調査していた探険家のヘディンが、楼蘭の遺跡を発見したのは1901年のこと。
栄華を極めた楼蘭が滅んだ最大の原因は、湖の水が干上がったことにあるらしい。
砂漠のオアシス国家にとって、川や湖の水は生きていくための絶対条件。
文明の繁栄と水は、切っても切れない関係なのだ。
◆朝日新聞出版の小学生向け週刊誌「かがくるアドベンチャー」32号から。
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2009年2月10日 | コメント/トラックバック(0) |
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昆虫の繁栄の秘密は?
最初の昆虫が生まれたのは今から4億年以上前。長い時間をかけて進化してきた昆虫は、種類を増やし、現在では全動物の75%以上を占める。
進化の過程で、さまざまな能力を手に入れてきた。その能力のひとつが、卵→幼虫→さなぎ→成虫と変化する「完全変態」だ。
アゲハチョウの幼虫は、葉にすみながら葉を食べるが、成虫になると空を飛び、花々の蜜を吸って生きる。このような完全変態は、幼虫と成虫が別々の場所にすみ、食べる物も異なるので、生存に有利だ。
まったく姿を変えない原始的な虫・シミや、さなぎにならないバッタやトンボのような昆虫もいるが、現在、昆虫の80%が完全変態をするとみられている。
完全変態する昆虫は、昆虫の中でも進化した種類なのだ。

◆朝日新聞出版の小学生向け週刊誌
「かがくるアドベンチャー」31号から。
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2009年1月1日 | コメント/トラックバック(0) |
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